鈴木誠一郎2021年1月21日読了時間: 6分サラリーマンからの転身や副業に、どうして専門家やコンサルタントをすすめるのか?サラリーマンであるならば、仮に体調が悪くて仕事に全力投球できなかったとしても、毎月決められた日にお給料が自分の口座に自動的に振り込まれてきます。当たり前のことではあります。しかし定年とか会社が廃業したとか、何らかの理由から新たに自分でビジネスをしていくことになると、自分自身で売り上げをあげて収入を確保しなくてはなりません。 かつては一時、定年後にそば打ち職人になるとか、こだわりのカレー屋さんを開くとかの起業が流行したことがありましたが、頭で想像しててのと実際にやってみるのとではまったく別物です。これまで何十年間もホワイトカラーで生きて来られた方が、定年後から身体を一日中使う仕事につくのは相当な体力気力がないと軌道に乗ることは難しいでしょう。加えてコロナ禍ではそもそも実店舗展開は収束するまでは素人では論外ですね。 また、ネット上にオンラインショップを開店するという方法もありますが、手軽に誰でも参入することができることから今や完全にレッドオーシャン状態にあります。ネットで「物」を販売するとなると、いかに付加価値の高い商品を探し出すかがポイントになりますが、仮に探し出すことができたとしても、まず仕入れのための初期投資が必要です。受注があれば梱包発送作業が発生します。工数も無視できないでしょう。売れ残れば在庫がたまっていきます。集客に向けてSEO対策にお金をかけなくてはなりません。参入障壁の低いネットショップで成功するには、まだ誰も気づいていない超ニッチ商品を独占入手すること、単価あたりの付加価値が高いことが可能であるならばアドバンテージがあると思います。 今からほんの数年前まではサラリーマンが副業しようとすると、今述べたような状況が普通でした。私が会社を退職した頃もこんな状況であり環境でした。しかし現在は状況が全く異なっています。今、豊富なビジネス経験と知識を持つサラリーマンにとっては千載一遇のチャンスが訪れています。しかもなんと「ノーリスク」です。やらない手はありません。それは何か? そして何故か? 何故なら、ほんの数年前には存在していなかったような「新しい仕組み」が、今では出来上がっているからです。すなわち、ベテランビジネスマンの持つ知識や経験をお金に変換する、高単価で売ることができるプラットフォームが存在しているからです。これこそサラリーマンにとっては千載一遇のチャンスといえます。自分の頭の中にある知識や経験がお金に変えられる仕組みがあるのです。 この事実を知っている人は知っているし、知らない人は知らないままです。しかし、この1つの情報を知っているか否かで、その後の行動が大きく変わってくるのです。収入も変わってきます。 話を戻しますと、それまで自動的にお給料が振り込まれてきたサラリーマンが、何らかの理由により自分で稼ぐ必要が出てきた場合、まず考えたいのは「最初にお金や投資が必要ないビジネスを考える」ということです。 「最初にお金や投資がかからないビジネス」として思い浮かぶのは、専門知識やノウハウを使うビジネスです。それはコーチであったり、講師であったり、専門家やコンサルタントであったりします。これらのビジネスは、どれもお金はかかりません。かかっても会場費くらいです。基本的に1人で行うビジネスでもあります。 では、この中で何がお薦めなのかというと、私は専門家やコンサルタントをお薦めします。なぜなら、今の時代、コーチ単独ではなかなか収入の安定確保は見えてきづらいと思います。コーチングのスキルを持っているのであれば、別の際立つ能力×コーチであればいけるかもしれません。なぜなら、今日においてビジネスパーソンならばコーチングは知っていて当然、使えて当たり前のスキルだからです。 コーチングの単価を上げようと思えば、エグゼクティブコーチングがありますが相手は企業の経営者です。日々、重要な決定や決断に迫られている中で悩み試行錯誤し考え抜いています。このような経営者に対してエグゼクティブコーチングをやれるのは並大抵ではありません。コーチングする側の知見や識見が経営者と同等以上でなければ、即その場で止められてしまうでしょう。時間は経営者にとって大事なものだからです。 セミナー講師はどうでしょうか? 講師という職業も数年前までは数をこなせば食べていくことが可能でした。1回の講師料も数十万円は珍しくありませんでした。しかし現在ではダンピング状態になっています。依頼があれば講師をしている私でも驚くような講師料になってしまいました。さらに昨年からのコロナ禍によって、現時点ではリアルセミナーはほとんど行われていません。オンラインセミナーは無料セミナーばかりが目立つ昨今にあります。こういう状況ですので講師オンリーで食べていくのは相当大変な環境にあると思います。 ところが、専門家やコンサルタントとなると話は異なります。先程出てきたプラットフォームが存在していることによって、専門知識を持つサラリーマンとその専門知識を教えてほしいという中小企業をつなぐことが完全に可能になったからです。需給があれば一瞬でマッチングが成立します。最近では中小企業からの専門家依頼の案件を集めてプールしているプラットフォーム会社がほんの数年前の3~4倍に増えています。このことは中小企業からの「専門家依頼」要望がいかに増加しているかを如実に物語っているといえます。 プラットフォーム会社から紹介される案件内容も副業案件からフルタイム案件まで、1時間のスポットコンサルティングから6ヶ月間や1年間の案件まで、さらに案件の内容まで非常に豊富で多岐にわたっています。 現在はこのような状況にあります。サラリーマンであれば、一度これまでのご自分の経験や知識をたな卸しして、ご自分の強みや能力を再認識し得意分野の案件をマッチングしてもらえば良いのです。登録は無料でできます。ノーリスクで始められます。副業を行うにしても定年後にフルタイムで行うにしても、ここを利用しない手は無いと思います。 さらに言えば、お薦めは、数年間は会社を辞めずに短期案件をこなしながら、コンサルティング経験と知識を蓄積すべきであると思います。定年前から始め、案件をこなしていく中で、十分に機が熟したタイミングで、且つ必要であれば転身を考えれば良いのです。そのまま副業として継続しても全然良いのです。 まだ会社に籍があるのであれば、毎月お給料が自動的に振り込まれてくるという安定性は確保しながら、次のステップに向けてじっくりと考えながら、密かに爪を研いでいくことを強くお薦めします。
サラリーマンであるならば、仮に体調が悪くて仕事に全力投球できなかったとしても、毎月決められた日にお給料が自分の口座に自動的に振り込まれてきます。当たり前のことではあります。しかし定年とか会社が廃業したとか、何らかの理由から新たに自分でビジネスをしていくことになると、自分自身で売り上げをあげて収入を確保しなくてはなりません。 かつては一時、定年後にそば打ち職人になるとか、こだわりのカレー屋さんを開くとかの起業が流行したことがありましたが、頭で想像しててのと実際にやってみるのとではまったく別物です。これまで何十年間もホワイトカラーで生きて来られた方が、定年後から身体を一日中使う仕事につくのは相当な体力気力がないと軌道に乗ることは難しいでしょう。加えてコロナ禍ではそもそも実店舗展開は収束するまでは素人では論外ですね。 また、ネット上にオンラインショップを開店するという方法もありますが、手軽に誰でも参入することができることから今や完全にレッドオーシャン状態にあります。ネットで「物」を販売するとなると、いかに付加価値の高い商品を探し出すかがポイントになりますが、仮に探し出すことができたとしても、まず仕入れのための初期投資が必要です。受注があれば梱包発送作業が発生します。工数も無視できないでしょう。売れ残れば在庫がたまっていきます。集客に向けてSEO対策にお金をかけなくてはなりません。参入障壁の低いネットショップで成功するには、まだ誰も気づいていない超ニッチ商品を独占入手すること、単価あたりの付加価値が高いことが可能であるならばアドバンテージがあると思います。 今からほんの数年前まではサラリーマンが副業しようとすると、今述べたような状況が普通でした。私が会社を退職した頃もこんな状況であり環境でした。しかし現在は状況が全く異なっています。今、豊富なビジネス経験と知識を持つサラリーマンにとっては千載一遇のチャンスが訪れています。しかもなんと「ノーリスク」です。やらない手はありません。それは何か? そして何故か? 何故なら、ほんの数年前には存在していなかったような「新しい仕組み」が、今では出来上がっているからです。すなわち、ベテランビジネスマンの持つ知識や経験をお金に変換する、高単価で売ることができるプラットフォームが存在しているからです。これこそサラリーマンにとっては千載一遇のチャンスといえます。自分の頭の中にある知識や経験がお金に変えられる仕組みがあるのです。 この事実を知っている人は知っているし、知らない人は知らないままです。しかし、この1つの情報を知っているか否かで、その後の行動が大きく変わってくるのです。収入も変わってきます。 話を戻しますと、それまで自動的にお給料が振り込まれてきたサラリーマンが、何らかの理由により自分で稼ぐ必要が出てきた場合、まず考えたいのは「最初にお金や投資が必要ないビジネスを考える」ということです。 「最初にお金や投資がかからないビジネス」として思い浮かぶのは、専門知識やノウハウを使うビジネスです。それはコーチであったり、講師であったり、専門家やコンサルタントであったりします。これらのビジネスは、どれもお金はかかりません。かかっても会場費くらいです。基本的に1人で行うビジネスでもあります。 では、この中で何がお薦めなのかというと、私は専門家やコンサルタントをお薦めします。なぜなら、今の時代、コーチ単独ではなかなか収入の安定確保は見えてきづらいと思います。コーチングのスキルを持っているのであれば、別の際立つ能力×コーチであればいけるかもしれません。なぜなら、今日においてビジネスパーソンならばコーチングは知っていて当然、使えて当たり前のスキルだからです。 コーチングの単価を上げようと思えば、エグゼクティブコーチングがありますが相手は企業の経営者です。日々、重要な決定や決断に迫られている中で悩み試行錯誤し考え抜いています。このような経営者に対してエグゼクティブコーチングをやれるのは並大抵ではありません。コーチングする側の知見や識見が経営者と同等以上でなければ、即その場で止められてしまうでしょう。時間は経営者にとって大事なものだからです。 セミナー講師はどうでしょうか? 講師という職業も数年前までは数をこなせば食べていくことが可能でした。1回の講師料も数十万円は珍しくありませんでした。しかし現在ではダンピング状態になっています。依頼があれば講師をしている私でも驚くような講師料になってしまいました。さらに昨年からのコロナ禍によって、現時点ではリアルセミナーはほとんど行われていません。オンラインセミナーは無料セミナーばかりが目立つ昨今にあります。こういう状況ですので講師オンリーで食べていくのは相当大変な環境にあると思います。 ところが、専門家やコンサルタントとなると話は異なります。先程出てきたプラットフォームが存在していることによって、専門知識を持つサラリーマンとその専門知識を教えてほしいという中小企業をつなぐことが完全に可能になったからです。需給があれば一瞬でマッチングが成立します。最近では中小企業からの専門家依頼の案件を集めてプールしているプラットフォーム会社がほんの数年前の3~4倍に増えています。このことは中小企業からの「専門家依頼」要望がいかに増加しているかを如実に物語っているといえます。 プラットフォーム会社から紹介される案件内容も副業案件からフルタイム案件まで、1時間のスポットコンサルティングから6ヶ月間や1年間の案件まで、さらに案件の内容まで非常に豊富で多岐にわたっています。 現在はこのような状況にあります。サラリーマンであれば、一度これまでのご自分の経験や知識をたな卸しして、ご自分の強みや能力を再認識し得意分野の案件をマッチングしてもらえば良いのです。登録は無料でできます。ノーリスクで始められます。副業を行うにしても定年後にフルタイムで行うにしても、ここを利用しない手は無いと思います。 さらに言えば、お薦めは、数年間は会社を辞めずに短期案件をこなしながら、コンサルティング経験と知識を蓄積すべきであると思います。定年前から始め、案件をこなしていく中で、十分に機が熟したタイミングで、且つ必要であれば転身を考えれば良いのです。そのまま副業として継続しても全然良いのです。 まだ会社に籍があるのであれば、毎月お給料が自動的に振り込まれてくるという安定性は確保しながら、次のステップに向けてじっくりと考えながら、密かに爪を研いでいくことを強くお薦めします。
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